2021年最新版【スケボーハウツー】カービングが必ずマスターできる5ステップ

2021年最新版【スケボーハウツー】カービングが必ずマスターできる5ステップ

カービングで風を切ってボールをビュンビュンまわってみませんか?
この記事ではカービングについて詳しく解説していきたいと思います。

この記事を見ることによって、カービングのやり方、どのようにカービングを練習をしていったら良いかがわかるようになります。


それではまずは流れを説明していきますね!

カービングマスターへの5STEP!

STEP0. 準備編
 カービングの意味とセッティング
STEP1.4点でまわる
 キックターンで加速する→カービング
STEP2.1点でまわる
 ひとつのコーナーをぐるっとまわる
STEP3.3点でまわる
 三角にまわる
STEP4.2点でまわる
 対角線状のコーナーをつかう
STEP5.8の字にまわる
 フロントとバックサイドで切り返す

今回はスクエアーボウルを使って説明していきます。
今では全国にひょうたん型、ハート形など様々な形のボウルが存在しています。

スクエアボールは四つ角が丸く、その間が直線でつながれているもので、ボールの中でも一番まわり易く基本的なカービングを覚えるのに適しています。

それでは早速いってみましょう!
※レギュラースタンスで進めていきます。

STEP0.カービング 準備編

キックターンとカービングを知る

簡単に言うと前を浮かせて向きを変えるのがキックターンで、前を浮かさないで曲がるのがカービングです。

フラットで言うところのチクタクで向きを変えるのがキックターンで、体重をかけてボードを傾けて曲がるのがカービングといった感じですね。

それでは早速まずはフラットでやってみましょう。
スマホを置いてボードに乗ってみてください。
チクタクはほとんどの人ができると思いますのではぶきますが、傾けて曲がる方法を説明しますね。

いつも通りプッシュをして少しスピードをつけて進んでみましょう。
そしてそのまましゃがんで、体勢を低く保ちながらツマ先を踏み込んでいきます。
胸を進行方向ではなく自分の正面に倒しながら、体全体を胸と同じ方向に傾けて踏ん張ってみましょう。

じわじわと曲がりましたか?

ポテッと前に落ちたと言う人は、落ちない範囲で傾けましょう。
慣れたらある程度スピードがあった方がやりやすいですよ!

ボールでのカービングはその動作をR面でやるイメージです。
斜面になるのでより頭を入れて中に傾きます。

ポイントは
足首を固めて胸から前傾して、しっかりと踏み込んで傾くことです。

これはバックサイド(正面に曲がる)側ですが、フロント(背中側に曲がる)は、体は前傾を保ったままで膝は曲げすぎず、お尻を落としてカカト側に傾けます。

ボードのセッティング

あれ?このボード傾けても曲がらない、、

そう感じたならセッティングを変えましょう!

テコの原理でボードが傾くのでデッキ、トラックの幅が広い方が力が加わりやすく、傾けやすいです。
男性なら8.25以上のボードがオススメです。

それとブッシュが硬いと傾きません。
トラックの真ん中に付いているゴムなんですが、キングピンのナットを調整できそうならガタが出ない程度に緩めてみましょう。
※緩めすぎると緩み止めが効かなくなりトラックが外れるので注意!

それでも硬くて曲がらない場合はブッシュだけ売っているので、ミディアムに交換してください。
子供や体重の軽い女性はソフトのブッシュに!

子供や小柄な女性はいきなりボードサイズを上げると、他がやりにくくなる可能性もあるのでとりあえずはブッシュ交換してみましょう。


次は遂にボールへ行ってみましょう!

STEP1.カービング 4点でまわる

漕ぎ上げれるか?

まずは確認!ボールの底からこぎ上げてスピードをつけれるか?

これ重要です!
初めてのランプで練習していると思いますが、膝の屈伸を使いながら前後に直線上に漕いでスピードがつけれないと、カービングでも加速ができません。

同じようにターンしながら、下からこぎ上げてスピードをグングンつけれる必要があります。
できないという人はしっかり練習してから次へ進んでください。

大きくターンする

まずは縦方向(長い方)に漕ぎ上げてターン、だんだんとターンの幅を広げていって、ボールの左奥コーナーから右奥コーナーの端から端までを使ってターンします。

2つのコーナー部分で踏んで加速するイメージ。
最初のコーナーで登り、次のコーナーで下りと2回踏み込みます。
そして徐々にコーナーとコーナーの間の部分で、しゃがんで踏ん張って前を浮かさないようにまわります。

そう!フラットでやったツマ先で踏ん張って、頭を中に入れてちぢこまって耐える。
上に上がるほど遠心力が働くので、さらに頭を入れて自分が前に傾くイメージですね。
それを両サイドでやります。

ギュンギュ〜ンとまわれたら、4点のカービングは完成!

フロントは前傾を保ったままお尻を落としてカカト側にまわります。


次はぐるっとコーナーをまわるやり方です。

STEP2.1点でまわる

ココ1番重要なんでよく聞いて必ず理解してください!

次はコーナー寄りで横方向(短い方)に漕ぎ上げていって、まずは左奥コーナー手前でキックターン、そのまま右奥側のコーナーを背中にくるっとまわります。

最初はまわり切れずキックターンになるかもしれませんが、しっかりツマ先を踏ん張って頭を中に入れて傾きましょう。

ポイントは
コーナー手前でふくらんで、コーナーに沿って綺麗な円を書くイメージ。
自分の頭を中心にボードがまわるイメージで!

くるっとまわれましたか?

手前でふくらんで頭を中心に!です。

フロントは前傾を保ったまま、お尻を落としてカカト側にまわります。


次からは今までの応用編ですね。

STEP3.3点でまわる

ここからはドロップインからスタートしましょう。
2.の4点でまわるの片側、つまり2点でまわってから、3.の1点でまわって三角にまわる感じです。

まずは手前右側のコーナーからドロップインして対角線上の左奥のコーナーへ。
2.の要領で左奥→右奥のコーナーをまわったら、3.の要領で左手前のコーナーをまわれば三角の完成です!

ポイントは
最初の左奥のコーナーは大まわりに入る
最後の左手前のコーナーは手前でふくらんでくるっとまわる
です。

フロントは反対側からドロップインして、お尻を落としてカカト側にまわります。

STEP4.2点でまわる

ココはカービングをマスターする上で1番重要なので、
バックサイド・フロントサイド共にしっかり練習してくださいね!

まずは左手前コーナーから右奥コーナーへ対角線上に一本の線を引きます(イメージで)。
あとは左手前コーナーからドロップインしたら3.の1点でまわる要領で、右奥コーナー→左手前コーナー、、と連続でひたすら同じ方向にカービングしてまわります!

具体的に言うと
左手前コーナーを対角線上に向かってドロップインしたら、右奥コーナーの手前でふくらんで、コーナーを背に頭を下げてボードが頭を中心にまわるように、くるっとまわる。
再び対角線上に戻って左手前コーナーへ向かって、コーナー手前でふくらんで、コーナーを背に頭を下げてボードが頭を中心にまわるように、くるっとまわる。
再び対角線上に戻って、、、

と言う感じに2点のコーナーを使ってぐるぐるまわり続けます。

まわる位置が高くなるほど、遠心力が働くので自分が傾きます。
サーカスでカゴの中をバイクがくるくるまわるイメージ!

最初は曲がり切れなかったり、キックターンになってしまうと思いますが、できるようになるまでしっかり練習してください。

ポイントは
コーナー手前でふくらんで頭を中心にくるっとまわって、再び対角線上に戻るです!



フロントは反対の右手前からドロップインして、お尻を落としてカカト側にまわります。


ココがしっかりできて入れば次の8の字カービングは必ずできます。

STEP5.8の字にまわる

ココでは5.の”2点でまわる”をバックサイド、フロントサイドと切り返してまわります。

まず左手前コーナーからドロップインして、右奥でバックサイドでくるっとまわる。
次に切り返して左手前コーナーをフロントサイドでくるっとまわります。
そしてまた切り返して右奥コーナーをバックサイドで、、、
という感じでバックサイド、フロントサイドを切り返しながらまわり続けます。

具体的に言うと
左手前コーナーを対角線上に向かってドロップインしたら、右奥コーナーの手前でふくらんで、コーナーを背に頭を下げてボードが頭を中心にまわるように、くるっとまわる。
再び対角線上に戻って左手前コーナーへ向かって、今度はコーナー手前でフロント側にふくらんで、コーナーを前面にお尻を下げて、ボードが頭を中心にまわるように、くるっとまわる。
再び対角線上に戻って、、、

と言う感じでフロントサイド、バックサイドを切り替えながらまわり続けます。

フロントサイドからスタートする時は、右手前からドロップして、フロント→バックサイドと切り返します。

ポイントは
対角線上に戻って手前でふくらんで、頭を中心にくるっとまわるです。


5.の”2点でまわる”が両サイドしっかりできていれば、切り返すタイミングさえ解れば比較的かんたんにできると思います。

まわり切れない、キックターンになってしまうという人は、再びしっかりと両サイド2点でまわれるように練習してから、再びトライしてみましょう!


カービングまとめ

・まずはフラットで曲がれるように
・ボードのセッティングは重要
・頭を中心にボードがまわるイメージ
・コーナー手前で膨らんで対角線上に戻る


以上長くなりましたが、カービングの基礎的な練習方法です。

これだけできればどんな形のボールでもすぐまわれる!
というわけではありませんが、ラインを見つければ応用で必ずまわれるようになりますので、まずは基礎的なカービングをスクエアーボールで身に付けておきましょう。


あとは経験値、ボールを探しに行くのが楽しみになりますよ!

それではまた、どこかのボールでお会いしましょう♪